Mirabilia Festival(ミラビリア フェスティバル)。Mirabilia Festivalは、サーカスだけでなく音楽、演劇、ダンスもあり、ワークショップも行われる、イタリアで最も大きくて有名なフェスティバルです。特徴としては、大道芸よりもサーカス、ダンス、演劇を中心に、劇場またはサーカステントを会場としてチケット制で観覧する公演が主となります。なので、個人よりもグループや団体で参加しているアーティストが多いのも特徴の一つです。
フェスティバル会場は、イタリア共和国ピエモンテ州に属するクーネオ県の都市で開催されます。今年は前夜祭は、FOSSANO(フォッサーノ)で行われ、本祭はBUSCA(ブスカ)で開催されました。どちらの都市も歴史ある魅力的な街です。ちなみに昨年は本祭がフォッサーノでした。
ブスカでの、くるくるシルクDX公演は小劇場でおこなわれ、くるくるシルクDXのヨーロッパ向け和風バージョン「8Q3」の他、コントーショ二スト(軟体芸)のマリカさんが、ゲストとして加わったスペシャル版「くるくるシルクDX&マリカ」を披露。
さらに今回最もメインなイタリアのサーカス団「Circo Zoe」のサーカステントを使って行われたキャバレーショーでは、「Circo Zoe」メンバーとちょこっとコントも交えた8Q3バージョンも披露され、イタリアサーカスの本物のサーカスの舞台に立つ事も実現しました。
さてミラビリアのフェスティバルで出された食事は、ブスカ市内のレストランのシェフ手作りのケータリングで、パスタやリゾットなどのイタリアンなメニューです。驚きは牛の生肉ミンチのメニューもありました。(こちらでは良く食べるそうです)
フェスティバル期間は、劇場にお客さんを沢山集めないといけないので、宣伝を兼ねて衣装の浴衣を着て街をぶらり〜、声をかけられ至る所で記念撮影だったり、粋な71歳の芸人さんとも意気投合。色々な話を聞かせてもらったりするなど、様々な出会いと貴重な体験をしました。